仙台市青葉区の皮膚科クリニック

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花粉症

花粉症持ちの方はつらい季節になってきましたね。
当院でも今週に入って多くの方が目のかゆみ、目の周りの腫れ、鼻水で来院されています。
今年は昨年よりもだいぶ多く花粉が舞っているようで、去年と同じ治療では抑えきれない患者さんもおられます。
私も軽い花粉症持ちですが、例年点鼻程度で済んでいるのが内服もないとつらい状況です。

治療法は抗ヒスタミン剤の内服と点眼および点鼻が基本ですが、症状が強い時は内服の増量が必要です。ただし抗ヒスタミン剤は増量により眠気が出やすくなりますので眠気の少ないフェキソフェナジンがオススメです。
第二世代といわれる抗ヒスタミン剤は非鎮静性という分類がされていて眠気が少ないことを売りにしてますが、実際にはその中でも脳内占拠率にだいぶ差があります。ちなみに私はフェキソフェナジン以外は通常量でも眠気が強く出てしまいます。
下の図のように2番目に脳内占拠率が少ないエピナスチンでも倍量飲めば軽度鎮静性に分類されてしまいます。
もちろん全く眠くならない人もいらっしゃいますのでそういう方は自分に一番合った薬を選んでいくことになりますが、眠気が出やすい方はフェキソフェナジンの増量が無難でしょう。眠気=効果と勘違いされている方もおられますが、眠気が少なくても効果には差がないことが分かっていますのでご安心ください。

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(沖縄県医師会のサイトより引用)

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