2017年10月19日に、ルミセフという乾癬治療薬の発売1周年記念講演会があり基調講演をしてきました。
と言っても、ルミセフは総合病院などでしか使えない生物学的製剤ですので、私の講演はクリニックでどこまで治療ができるかというテーマでした。
当院では、生物学的製剤以外の外用治療、紫外線療法、内服治療はすべて行っておりますが、さらに乾癬を悪化させる喫煙に対する禁煙治療も行っておりますので、そのあたりをまとめてお話させていただきました。
特別講演では、帝京大学の多田教授によるルミセフを中心とした生物学的製剤のお話がありましたが、やはり重症の乾癬患者さんには非常に良い薬だなと再確認させられました。
ルミセフについて気になる方は下記サイトをご覧ください。
http://www.lumicef.jp/lumicef/
ここ数年乾癬の治療薬は驚くほど進歩し続けています。
生物学的製剤意外にも、PDE4阻害薬のオテズラといった新しい内服薬やステロイドとビタミンD3の配合外用剤などもとても良い薬で、クリニックでも治療の選択肢が増えてきています。