2025年7月30日、LEO Dermatology Web Seminar in Miyagiにて座長を務めさせていただきました。
この日は、岩手医科大学皮膚科学講座の天野博雄教授をお迎えし、「新たなアトピー性皮膚炎の治療戦略~長期間維持を見据えて~」というご講演が行われました。
講演では、IL-13を標的とする生物学的製剤アドトラーザについて詳しく解説されました。
デュピクセントやイブグリースとの比較も交えながら、それぞれの薬剤の特徴や治療方針に応じた使い分けについて分かりやすくご説明いただきました。
アドトラーザは、効果の発現にやや時間がかかるものの、長期的には十分な効果が期待できる薬剤です。
また、結膜炎や顔面紅斑といった副作用が少ない点も、治療継続のうえでの利点として紹介されました。
さらに、海外での使用実績に基づく最新の論文データも多数紹介され、グローバルな視点からの知見を得ることができました。
アトピー性皮膚炎の治療は、症状の経過や患者さんの希望をふまえながら、適切な治療を選択していくことが求められます。
今回のセミナーで得られた内容を、今後の診療にしっかり活かしていきたいと思います。
LEO Dermatology Web Seminar in Miyagi